逆鱗


デザイナーのRです。
去年観た舞台の事を。

NODA・MAP第20回公演『逆鱗』。

http://www.nodamap.com/gekirin/

 

主な登場人物

  • NINGYO(松たか子)
  • モガリ・サマヨウ(瑛太)
  • サキモリ
  • オモウ(阿部サダヲ)
  • イルカ
  • モノノウ(満島真之介)
  • 逆八百比丘尼(銀粉蝶)
  • 鵜飼綱元(池田成志)
  • 鵜飼ザコ(井上真央)
  • 柿本魚麻呂(野田秀樹)

 

舞台は、人魚を捕まえて「人魚ショー」で一発逆転を狙う水族館と
海底の人魚の世界を行き来して展開します。

 

舞台上では、アンサンブルで魚の群れを。
半透明な円盤を動かすと水の泡になり、天井から舞う紙ふぶきは鱗に。
幻想的だったり、魚の造り物の断面がグロテスクに登場したり。

また、野田秀樹が舞台に登場すると
動きやセリフに目が奪われ、一気に面白くなる。

 

しかし、面白いだけの舞台で終わることはなく
後半、伏線の回収と謎が解き明かされる。

 

実は、人魚が、人間魚雷のことで、
魚雷を切って貼り合わせ、その中に人間が入って敵艦に体当たりする、
特攻兵器「回天」だった。

 

そして、人魚役の松たか子が、出撃前の隊員達の想いを語る。

 

前半のコミカルな雰囲気はなんだったのかと思うくらい
後半のストーリー展開が重い。

 

最近、NODA・MAPでは、過去に対するメッセージ色が強い。
常連ファンの好き嫌いが分かれるところかなと感じた舞台でした。