日本酒に、成功のヒントあり。


日本酒に、成功のヒントあり。

ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎…。アルコールが入っている飲み物は、何でも好きなコピーライターの安田です。

出身は兵庫県の西宮市。大関、菊正宗、日本盛など、名の知れた酒造メーカーが多く集う、いわゆる酒蔵の街。そのため、正月に帰省した際には、そこの蔵元でしか手に入らない生原酒を必ず買ってかえって友達同士で新年会をするのですが、これが実に評判がよく、もはや仲間内の風物詩。やはり冬は、日本酒ですね。

さて、日本酒といえば、最近多くの居酒屋でよく見かけるのが「獺祭」という文字。山口県の旭酒造が生産する日本酒で、雑味が少なくのど越しが爽やかなことから、女性でも飲みやすい人気のお酒です。その味の秘密は、日本酒の基となる米から雑味を取る「磨き」を残り23%まで行う「磨き二割三分」を初めて実現させたことにあります。

若者の酒離れなどを背景に日本酒市場は縮小し閉鎖に追い込まれる酒蔵も多いなか、獺祭によって旭酒造は、10年間で売上を8倍にも伸ばしました。また、品質の高さが世界規模でも評価され、食の都でもあるパリのシャンゼリゼ通り側の一等地に直営レストランをオープン。オバマ大統領が来日の際に安部首相がプレゼントした銘柄でもあり、まさに日本酒を代表するブランドになりました。

旭酒造は、資本金1000万円の小さな規模の会社です。社長の言葉によると成功の秘訣は、『酔うため売るための酒でなく、味わう酒にこだわり抜いた結果』だそう。小さな会社でも、ものづくりに対するこだわりで大きな成功が得られた事例は、私たちリベラルにも学ぶところがあるかもしれません。世界規模にはまだまだ及ばないかもしれませんが、僕自身も一つ一つの広告づくりにこだわりを持って、取り組んでいきたいと思います。