男気品質 – 広告生活

男気品質

今年もプロ野球が開幕しましたね。
今は横浜住まいながらも
「ハマスタ」でベイスターズVSタイガース戦を観戦する時は、
出身地元のタイガースびいきになってしまう、
ライターの村田です。

今年のプロ野球の一番の話題といえば、
何といってもミスター男気、広島の黒田!
メジャーからの20億とも言われるオファーを蹴って、
4億円の年俸で広島へ復帰したということで、
この「20億を蹴って」の部分がやけに強調されていますが、
それでも4億!ジャンボ宝くじ1等と同じ額がもらえるわけです。

ミスター男気、広島の黒田!

この数字には広告的なマジックが潜んでいます。
最初に「20億」と聞いてるので、
8割引きの「4億」がものすごいお値打ち価格に感じる。
定価10,000円のTシャツが今なら8割引きの2,000円!
と聞くと、思わず手が伸びるのと同じです。
商品やサービスを、嘘でない範囲で高く価値付けるのものが広告。
高く見せて、適性価格(売主から見ての)で買ってもらう。
でも黒田の場合ちがうのは、商品である黒田自身が、
その価値を選び取っていること。

もしかすると、そのことで、彼の価値は8割引ならぬ
8割増しになっていると言えるかもしれません。
いや、別に黒田の価値にケチをつけるつもりなど全くありません。
彼の日米両国での活躍はどこから見ても素晴らしく、
今回の日本球界復帰の決断は、まさに男気!と呼ぶにふさわしいものです。
ただそれに「20億 → 4億」という広告的数字の報道ラッシュが、
その「男気」に、さらなるプレミアを与えたことも事実だと感じます。

そしてふと、自分に置き換えて考えてみました。
年収2,000万と400万、どちらの職場を選ぶか?
……………どうやら僕は黒田の男気には勝てそうもありません。(笑)

今年、ハマスタで黒田が登板する機会があれば、
ぜひこの目でその「男気品質」を確かめたいものです。
でもチケット取れないだろうなあ。