報国寺で休日を過ごしたご報告。

CD佐藤です。

ようやく冬の厳しい寒さも和らぎ、お出かけ日和が増えてきました。
そんな3月上旬の休日、久々にamazon FireTVのリモコンを捨て、外に出ることにしました。

目的地は、生しらす解禁前の江ノ島。ランチは珊瑚礁でカレー。
オンシーズンの週末は、ありえないくらい大混雑するので、
いまくらいのタイミングならまだマシかも、、、
と思い、まずは江ノ電に乗るために、いざ鎌倉へ。

のはずだったのですが、横浜線に乗ったところで気が変わり、目的地を変更。
久々に太平洋を見たかったけど、やっぱり海は、ちょっと寒そう。

というわけで、春もまだ浅い鎌倉路、梅は終わり、桜はこれから。
それなら竹でも見に行こうかと、竹林の庭で有名な報国寺へ向かうことにしました。

横浜線を東神奈川で降り、京急仲木戸駅から金沢八景へ。
ちょうど翌日、京急とシーサイドラインが直結するということで
工事と開通式の準備でゴチャゴチャの駅前に迷いながらバスに乗り換え、
かつて走り屋とおばけが多発した朝比奈峠を越えて鎌倉方面へ下り、
ほどなくして報国寺のある「浄明寺」に到着。

報国寺に行くのに「浄明寺」で降りることに、ちょっと違和感を覚えましたが、
金沢八景〜常明寺の途中にあった「住宅前」というバス停にも違和感が。
確かに住宅の前でしたが、そんなこと言ったら、たいていのバス停は住宅前。
いわれを知りたくてググってみたら、「住宅前」というバス停って、結構あちこちにありました。
どうやら近くに、大規模な宅地開発をしたエリアがあるところに、
「住宅前」とか「住宅入口」という停留所名が付けられているみたいです。

「常明寺」のバス停を降りると、路と並行して小さな川が流れています。
川の名前を見ると「滑川」とあります。
この小さな川が、鎌倉方面へ山を下り海へ出るまでに、
由比ヶ浜と材木座を隔てる大きな川になるのかと思うと、ちょっと不思議です。

小さな橋で滑川を渡り、路なりにバス停から3分ほど歩いたところに、目的地の「報国寺」があります。

拝観料200円と抹茶代500円を払って、本堂の裏手にある、お寺の境内へ。

そこには2000本ほどの立派な孟宗竹が立ち並び、
竹の力強さと鮮やかな緑、葉の間から差し込む光と影の繊細な表情を楽しみながら、
ぐるり散策することができます。

途中には茶席が設けられ、竹林を眺めながら抹茶をいただけるという風流さ。
日本人でよかったと感じるひとときでしたが、実は周りにいるのは、ほとんど外国の方たちで、
それぞれに竹林とお抹茶と和装の日本人を堪能していました。

ちゃっちゃと歩けば1分くらいで回れてしまうスケールでしたが、
なかなか心豊かなひとときを過ごすことができました。

帰りは報国寺とバス停の間にあるFrench Restaurant SAISONでランチ。

鎌倉野菜とお肉、お魚、スープ&パンがのって
デザート&コーヒーもついたワンプレートランチは、
思ったよりもボリュームがあって、味もお腹も良い感じで満たされました。

というわけで、食事を終えてそのまま来た道を帰宅。
鎌倉まで行って、お寺ひとつだけ見て帰ってくるという、なかなか贅沢な休日でした。

新横浜駅からの帰り道、家のすぐ目の前にある山の斜面に、報国寺以上に立派な竹林があるのは、見なかったことにしています。

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