王者「秋味」の牙城は崩れるか!? ~本音で語る2015秋限定ビール味比較~


こんにちは。苦手な食べ物は数あれども、苦手なアルコールは皆無なコピーライターのヤスダです。今年も酷暑だった夏が過ぎ去り、季節は秋へ移り替わろうとしていますが、この時期の楽しみといえば、やはり秋限定ビールの登場です。

一般的に、「夏こそビール」というイメージがありますが、涼しくなるとビールの消費量が落ち込むからか、各社秋限定ビールに力を入れてきます。秋ビールは麦芽量とアルコール度数が高いのが特徴で、「おそらく原価も高いはず!」とふんでいる僕としては、夏の終わりころに秋ビールを一通り買うのが、毎年の恒例行事。今年もブログネタにちょうどいいと思って、早速飲み比べをしてみました。

全6種のビールがその頂点を競います!
今年の顔ぶれを並べてみると、こんな感じ。全体的にデザインは、秋を意識して紅葉を使ったものや、色使いは暖色系が多いですね。

・キリン「秋味」
キリン「秋味」
http://www.kirin.co.jp/products/beer/akiaji/
秋ビールといえば、まずはこのキリン「秋味」でしょう。1992年の発売開始なので、今年で25年目を迎えるとのこと。毎年、ツクツクボウシの鳴き声と「秋味」の発売開始は、日本の夏の終わりを感じさせられます。スペックは今年も変わらずアルコール度数6%、麦芽量は1.3倍(キリン社比)。高アルコールによるキレ味と、十分な麦芽量によるコクの深さを併せ持った、かなりパワーのあるビールです。単独で飲んでももちろん美味しいのですが、秋の日本料理に合うように作っていることもあるので、秋らしいつまみが欲しいところ。次は、近所の小料理屋で、瓶ビールの秋味と秋刀魚の塩焼きで一杯やってみたいと思います。

・サントリー「ザ・プレミアム・モルツ 芳醇エール」
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ 芳醇エール
http://www.suntory.co.jp/beer/premium/houjunale/
最近はヱビスビールと競うように新味を次々と登場させているプレミアムモルツが、またまた新商品を発売していました。秋を意識してか、缶のデザインはオレンジ。「エール」と銘打っていることもあり、柑橘系の香りがしてかなりフルーティーな味わいでした。かといって、甘ったるいということはなく、炭酸もほどよく入っていることから、キレ味もしっかりしているところがポイント。香り高い分、缶のままではなく、グラスに注いだ方がより個性が引き立ちそうで、女性にも人気の出る商品になるでしょう。秋味とは違った角度で、来ていると思います。

・アサヒ「スーパードライ」秋限定パッケージ
アサヒ「スーパードライ」秋限定パッケージ
http://www.asahibeer.co.jp/superdry/autumn/
アサヒスーパードライにも、ついに秋仕様の新味が登場!と思ったのですが、飲んでみると普通のスーパードライとの味の違いが分からず…。調べてみると、それもそのはずです。中身はそのまま、パッケージだけ秋仕様に変えたということでした。まあ、ビールはスーパードライに限るという人もいるほど、根強いファンのついた定番の商品ですし、味の変化は必要ないのでしょう。秋を感じさせるパッケージにするだけでも、商品に変化をつける一つの良い手ですね。

・サッポロ「磨きケルシュ」
サッポロ「磨きケルシュ」
http://www.sapporobeer.jp/migakikolsch/
まず、ケルシュというのは何ぞや!?というネーミング。調べると「大麦麦芽や小麦麦芽を用い、ドイツケルン地方で醸造される上面発酵ビール」のことだそうで、いわゆるドイツビールですね。しかも、軽い口当たりで後味もすっきりとしていて、こちらは秋ビールというか、どちらかというと夏に飲む爽やかなビールといった感じ。最近は、海外ビールを意識した味も多く登場してきていますが、今回は大手ビール会社が取り組んだこともあって、その再現性は高いものがありました。

・サントリー「円熟の秋」
サントリー「円熟の秋」
http://www.suntory.co.jp/beer/enjuku/?fromid=beer_top_pc
ここからは、正式に言うと「ビール」ではなく、最近は新ジャンルというらしいですが、いわゆる第3のビールになります。ビールと比べるとさすがに、コクの面では及びませんが、第3のビールにしては濃い味を出していました。さらに、使う麦芽を焙煎しているせいか香ばしさがあり、アルコール度数も6%でキレ味も十分。低価格で秋ビールの味わいを楽しめる高いスペックを持っている商品です。

・アサヒ「クリアアサヒ 秋の琥珀」
アサヒ「クリアアサヒ 秋の琥珀」
http://www.asahibeer.co.jp/clear/kohaku/
最後はクリアアサヒの秋バージョンです。このあたりになると、さすがに酔いが回ってきていました笑。そして、やはり想像通りの味わい(というか、酔っていてちょっと味覚の記憶も怪しいですが…)。ドライさが売りのクリアアサヒに少しだけ、麦芽の風味を足したような味でした。先ほどの「円熟の秋」に比べれば、かなりすっきり。こちらもアルコール6%と濃いめですが、クリアアサヒらしさは十分に残っていました。

以上。もはや日本の風物詩となっているキリン「秋味」は別として、それに負けじと例年より個性的なラインナップが揃っていた印象でした。いろいろと目移りはしますが、秋はビールだけでなく、日本酒、ウイスキー、焼酎、ワイン、どのお酒も美味しい時期。業務に支障をきたさない程度に、夜のお酒タイムを楽しみたいと思います。