思ってたのと違った、根岸なつかし公園


CD佐藤です。

なつかし公園って、小川とか、水車とか、今は見られなくなった遊具とか、凧揚げや羽根つきやコマ回しなんかができる公園なのかなぁ・・・と思っていたら、ちょっと公園っぽい門からスロープを登ったところに、古い家がドーンと立っているだけでした。

というわけで、根岸なつかし公園は、明治~大正期の有力商人であった柳下氏により大正中頃に建設され、昭和から平成にかけて受け継がれてきた建物を、できる限り当時の姿に復元した「旧柳下邸」をメインとした公園になっています。

実際には、公園というよりも邸宅です。

とはいうものの、なつかし公園というネーミングは、本来の「旧柳下邸」という通り一遍の名前をメインに名乗るよりも、建てられた頃に想いを馳せることができる、なかなかよいネーミングだと思います。

邸宅は無料で公開されていて、昭和世代にとっては懐かしさを感じられる日本家屋に、お金持ちの建物らしく蔵が併設されており、さらに2階建の洋館もくっついた、和洋折衷な建物になっています。

迷路のように廊下と部屋が続いていて、「館」系・推理小説の舞台になりそう。

間取りでいうと、9部屋+サービスルーム+蔵となっていて、なんだか違和感を感じると思ったら、見学者用に今風のトイレが併設されているのはさておき、どこにも台所がありません。

むちゃくちゃ広いけど、光熱費がすごくかかりそうだし、防犯対策大変そうだし、梁に頭ぶつかるし、住むにはちょっと難ありの物件でした。

根岸駅から徒歩10分程度のところにありますが、駅周辺を含め、他には何にもない住宅地なので、なにかのついでというわけにもいかず、よっぽど古い家が好きな人にしか、わざわざ行くことはお勧めできない、ニッチな観光スポットなのですが、「コクリコ坂から」の「コクリコ荘」のモデルになったと言われているので、ジブリファンにはわりと知られた場所のようです。

ちなみに、トトロは見ちゃったけど、「コクリコ坂から」も「ラピュタ」も「もののけ姫」も「千と千尋」も、見たことありません。
もちろん「火垂るの墓」も見てないです。