ファミマ、ニトリ…企業スローガンがたった一文字違うだけでまるで世界は変わる!

こんにちは!先日、テレビのCMを見ていて「えっ」と驚きました。それはあるCMの最後にこのロゴが出てきた時、

あなたと、コンビに。

そう、おなじみファミリーマートのものです。

「これの何に驚くの?」と思われるかもしれません。

このロゴの上にある「あなたと、コンビに」のスローガン。日常的にファミマさんにはお世話になっているにも関わらず、ずーっと、「あなたと、コンビニ」だと思っていました。いやー情けない。なんで気づかなかったんだろ…

で、さっそく調べてみると、このスローガンの由来は

『お客さまの気持ちに一番近い、なくてはならない「コンビに」なること』

から来ているようです。「あなたと、コンビニ」と「あなたと、コンビに」だと一字しか違わないのに、意味するところは全然違いますね。

 

で、思い出しました。以前、同じような思い違いをしていたことを。

それは、これまたおなじみの企業の「ニトリ」。ニトリのスローガンといったら、皆さんよくご存知の、

お、ねだん以上。

そう「お、ねだん以上。ニトリ」ですよね。

この「お、ねだん以上。ニトリ」を、僕はずーっと「おねだん以上。ニトリ」だと思ってました。

一緒じゃないの?と思ったかもしれませんが、「おねだん以上」では、単にニトリの商品には「値段以上の価値」があるという意味になりますが、そこに「、」がひとつ入って「お、ねだん以上」となることで、それは消費者の実感を伴った声という表現にもなっているのです。

「お、この商品、値段以上の価値があるな」という感じの。つまり「、」をひとつ入れることで、企業目線から消費者目線へと方向性が180度変わっているんです。

 

僕が何でこんな思い違いをしていたかというと、結局CMを見る時も、音だけを聞いて、文字に注意がいってないからなんですね。音だけで聞いていると「コンビニ」の「ニ」がひらがなになっていることも、「お」の後に「、」が入っていることにも気づきません。

広告人としてお恥ずかしい限りですが、でも、たった一文字で世界をガラッと変えることができる。やっぱりコピーっておもしろい!と、その可能性に今更ながら気づかされた思いでした。

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