ファミマ、ニトリ…企業スローガンがたった一文字違うだけでまるで世界は変わる!

ファミマ、ニトリ...企業スローガンがたった一文字違うだけでまるで世界は変わる!

こんにちは!ライターの村田です。

今回は以前2回ほど書いた、ネタに困った時の企業スローガン、その第3弾をお届けします。

先日、テレビのCMを見ていて「えっ」と驚きました。それはあるCMの最後にこのロゴが出てきた時、

あなたと、コンビに。

そう、おなじみファミリーマートのものです。

「これの何に驚くの?」と思われるかもしれません。

このロゴの上にある「あなたと、コンビに」のスローガン。僕はコピーライターなんて言葉に関わる仕事をしているにも関わらず、そして日常的にファミマさんにはお世話になっているにも関わらず、ずーっと、「あなたと、コンビニ」だと思っていました。いやー情けない。なんで気づかなかったんだろ…

で、さっそく調べてみると、このスローガンの由来は

『お客さまの気持ちに一番近い、なくてはならない「コンビに」なること』

から来ているようです。「あなたと、コンビニ」と「あなたと、コンビに」だと一字しか違わないのに、意味するところは全然違いますね。

 

で、思い出しました。以前、同じような思い違いをしていたことを。

それは、これまたおなじみの企業の「ニトリ」。ニトリのスローガンといったら、皆さんよくご存知の、

お、ねだん以上。

そう「お、ねだん以上。ニトリ」ですよね。

この「お、ねだん以上。ニトリ」を、僕はずーっと「おねだん以上。ニトリ」だと思ってました。

一緒じゃないの?と思ったかもしれませんが、「おねだん以上」では、単にニトリの商品には「値段以上の価値」があるという意味になりますが、そこに「、」がひとつ入って「お、ねだん以上」となることで、それは消費者の実感を伴った声という表現にもなっているのです。

「お、この商品、値段以上の価値があるな」という感じの。つまり「、」をひとつ入れることで、企業目線から消費者目線へと方向性が180度変わっているんです。

 

僕が何でこんな思い違いをしていたかというと、結局CMを見る時も、音だけを聞いて、文字に注意がいってないからなんですね。音だけで聞いていると「コンビニ」の「ニ」がひらがなになっていることも、「お」の後に「、」が入っていることにも気づきません。

コピーライターとしてお恥ずかしい限りですが、でも、たった一文字で世界をガラッと変えることができる。やっぱりコピーっておもしろい!と、その可能性に今更ながら気づかされた思いでした。