R25休刊に思う、ウェブと紙の現在地。

R25休刊に思う、ウェブと紙の現在地。

こんにちは。ちょっと前のことですが、今年の9月24日にリクルート発行のフリーペーパー「R25」が休刊となりました。
去年に発行の回数が、月1回に落ちたくらいから、そろそろかなと思っていましたが、ついに終わっちゃいましたね。
いつもR25を取っていた駅前のラックがいざなくなるのは寂しいものです。

創刊は2004年。私がまだ大学生だったころです。
まだそのときは関西に住んでいたのですが、関東でとんでもないフリーマガジンが出てるという噂は届いていました。
テレビでもしばしば見かけてましたしね。

そこでやはり気になっていたので、関東に住んでいた友人に頼んで、一か月分くらい送ってもらったんです。
実際に手にしたときは、その上質な紙質や有名人のインタビュー、テレビ番組表や、トレンド情報が豊富で、500円でも安いかなと思わせる完成度の高さに驚きました。

「週刊誌を買わずとも、電車内ではR25で時間をつぶせるんだ。さすが東京!」

と思ったことを、鮮烈に覚えています。

あれから10年と少し。
電車内で時間をつぶすアイテムは、雑誌ではなくスマートフォンへと様変わりしました。
まさに10年ひと昔になってしまいましたね。

スマートフォンの登場は、フリーマガジン・フリーペーパーというビジネスモデルを淘汰したといっても過言ではないでしょう(とくに若者向けのメディアとしては)。
それに合わせて、R25のコンテンツはすべてウェブに統合されていくとのことです。
http://r25.yahoo.co.jp/

そこで、さっそくウェブ版のR25を見てみたのですが、やはり紙で読んでいたときほどの特別感を感じませんでした。
これはR25独特のビビッドなカラーや斬新なレイアウトが表現できていないことにあるのだと思います。

あと、ウェブだと参入コストが安いので、同様の情報サイトもかなりあるんですよね。
コンテンツの量は、紙のときよりは増えている印象でしたが、情報が並んでいるだけで、ワクワク感みたいなものが薄かったように思いました。

やはり、R25の休刊というのは、メディアが紙からウェブへと移行する大きな分岐点であり、その象徴にはなったと思います。
ただ、ウェブに端に移行したからといって、成果が上がるということでもなさそう。
運営しているのは天下のリクルートですし、ウェブ版R25も今後大きな展開を見せると思います。
情報サイトのあり方をがらりと変える可能性もありますので、今後も注目していきたいですね。