2022年1月21日(金)“頃発売”←WWW

営業の鈴木です。
そろそろ沖縄の禁断症状が出そうです。

ブログタイトルの日時にピンときた方はいらっしゃいますか?
ある書籍の発売予告なのですが、ポイントは「頃発売」です。
普通、書籍の発売で“頃”ってなかなか無いですよね。

実は「大友克洋全集」の第1回配本日なのです。
第1回目は『童夢』と『Animation AKIRA Storyboards 1』の2タイトルの様です。

何故“頃”で笑ってしまったかと言うと、『童夢』の初単行本化の時を思い出したからです。

『童夢』と言えば、第15回星雲賞コミック部門と同時に、第4回日本SF大賞受賞をマンガで初めて受賞したエポックメイキングな作品。
『AKIRA』以前の大友克洋を一躍メジャーにした名作マンガです。

その初単行本の発売は、こんな感じだったのです。

発売日に書店に駆け込み、私「大友克洋の童夢入っていますか?」
書店員さん「ちょっと待ってくださいね。。。今日発売になってますがまだ入っていないようです。」と、ここで親切な書店員さんが取次に電話。
「はぁ、はぁ、延期。。。。発売日は未定。。。」電話を切って、
「お客さん、延期になって発売日未定ですね。」
と言うことが2回はあったと思います。

3度目か、4度目かの正直でゲットしたら、
こんな栞が入っていました。

『童夢』に関してはもう1種類持っています。

大友克洋が手書きで書いた原稿を原寸で印刷した豪華限定本です。

 

マンガを手書きしていた昔は、大きな原稿用紙に書いた原稿を縮小製版していたのです。
当たり前と言っちゃ、当たり前なのですが(描きにくいからね、小さいと)、
縮小すると絵自体も綺麗に、上手に見えるという効果もありました。

そこを敢えて、原寸で出すとは中々チャレンジャー。
大友克洋だからこそ出来ることだったのです。
(チョウさんも大迫力)

ともあれ全集が順調に配本され、
無事に完結することを祈りつつ購入し続けることでしょう。

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