営業の兼子です。
ようやく涼しくなってきて過ごしやすさやんごとない今日この頃。
いかがお過ごしか、皆々様、元気に企業戦士やっていますか?
最近は年々加速しまくる時間の速さにビビり散らしております。
えー、俺が入社して、もう10年近くたってるの?やばぁ。
マインド的には一昨年くらいに入社した感じなのに。
すでに三十路編に突入して2年がたとうとしているとか。
ほんとに震えますな。
いまでも覚えている入社したばかりの記憶。
なんだかんだ社会人といいながら青春を享受していたような気がする。
弊社はかなりイベントごとが多いほうだったので、結構な頻度で花見やらBBQなどを開催していた。
かくいう20代前半の俺は大学4年と1年のアディショナルタイムを単位と青春をサクリファイスして、音楽と映画などの文化活動にあてていたアート系気取りのエセポエマーだったので、最初このパーリィな感じに戸惑っていた。
なので必然的に参加率も少ない。
なんなら参加しない方がとがっててイケてるんじゃないかとさえ思っていた。
参加率低い俺、なんか冷めているやつみたいでかっけーと。
しかしまぁ、参加してみると割と楽しい。
同期と飲むのも楽しい。
その時思った。
これが大学時代、俺が本当にやりたかったことなのではないかと。
俺がやりたかったのはわかりもしないフランス映画を鑑賞し、レビューサイトに「色彩が美しかった。この監督の映像美は圧巻」みたいな俺わかってますよコメントをネットに投下することではない。
本当はBBQして花火して、男女混合のお泊りの中、あの子に寝てる?と聞くと寝てないよ、と返ってくるそんな脇汗が止まらないような青春だったんだ。
今私はこの会社に入って幾分か素直になった。
気づいた。
俺はアート系ではない。
アート系を語ることによって青春から目をそらしていたナード系だ。
世の草食系よ、己を解放しよう。