サルに著作権は、ない?!

少し日が経ってしまいましたが、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

申年ということで、サルの話。

アメリカの動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会」は2015年9月22日、サルが自撮りした写真の著作権は猿にあるとしてサンフランシスコの連邦裁判所に訴訟を起こしたそうです。

猿が自撮りで著作権?一体何のことやら?
ということで調べてみました。

その写真は、自然写真家のカメラを使ってクロザルが自撮りしたもの。

それがこの写真。

クロザルの自撮り
画像引用: DAVID SLATER/PETA VIA AP

この写真に対して愛護団体はクロザルに著作権があると主張。
クロザル本人(本猿?)を「写真の撮影者かつ所有者」と認定するよう裁判所に申し立てていた。
愛護団体は「米国の著作権法は動物が著作権を持つことを禁じていないので写真の著作権は猿にある」ということ。

訴状大国アメリカではいろいろな訴訟があるんだなあ。。。

そして、年明け早々1月6日に判決が下ったそうです。

米国の裁判所はサルに著作権は適用されないとの判断を下したようです。

「人間に対する法の保護を拡大して動物に適用することはできるが、著作権法においてはそうした判例を示すものは無いとし、クロザルに著作権はないとする判決を言い渡した」ということでした。

この訴訟で写真家は、自分がカメラを固定してその場を離れたすきにクロザルが勝手に写真を撮ったので、著作権は自身にあると主張している。

論争が起こった際に、ネット上で拡散したため写真集の売上が減り、損失を被ったと訴えているらしいです。

著作権やら、肖像権って自分たち仕事にも大いに関連することなのですが、ネットの拡散力ってホント凄いです。

ということで、こちらから写真集はお求めいただけます。

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デザイナーIでした。

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