ギネスブックにも載る、世界一、人が亡くなった山に登ってきました!!

最近ロードバイクを始め、徐々に運動する時間を増やしているにもかかわらず、一向に痩せる気配がない、営業課の柳澤です。さて、今月もやってまいりました、趣味などを中心に身近に起こった事など、徒然なるままに書き綴っていくブログ、8月編です。

そんなわがままボディーに鞭を打つべく、7月の3連休にギネスブックにも載った、世界一、人が亡くなった山を登ってきました。その過酷たるや、登山靴が両方壊れる程の危険な登山でした!!

さて、皆様、世界で一番人が亡くなった山と聞いて、どこの山だと思いますか??世界一高い山エベレストでしょうか?それとも、現代の優れた道具を駆使しても冬季が未踏のK2でしょうか?いえいえ違います。意外かもしれませんが、それは日本の山になります。その名も『谷川岳!!』

谷川岳は、統計の始まった1931年からギネスに認定された2005年までに、なんと781名の死者が出ている危険な山なのです。ちなみにエベレストを含む世界の8,000メートル峰14座の死者を合計しても約630名であり、谷川岳がどれほど多いかが分かるのではないでしょうか。

では、谷川岳はそんな危険な山なのでしょうか。答えは、Noです。普通に登山をするならそこまで危険な山ではありません。ではなぜ、そんなに死者が多いのかというと、谷川岳の一ノ倉沢は日本三大岩場の一つであり、ロッククライミングの聖地とされており、事故のほとんどは一ノ倉沢のロッククライミング中の事故やそのルートで起きているのです。また、都心からのアクセスが良かったことも事故が増えた原因と言われています。

なので、谷川岳は、通常の準備をすれば安全に登山を楽しむ事が出来ます。

 

では、さっそく行ってみましょう。と、その前に、覚えている方もいるかもしれませんが、3月ブログでスノボをやっていた山が谷川岳です。

↑冬山バージョンの谷川岳

↑こちらが夏山バージョンの谷川岳

 

今回は、ロープウェイとさらにリフトを使って天神峠から山頂を目指します。全体のコースはこんな感じです。


画像出典:谷川岳ロープウェイ http://www.tanigawadake-rw.com/tanigawadake/

 

↑天神平駅からの景色

↑リフトです。

↑天神峠から谷川岳の山頂を望む

 

この日は、天気が良かったため、登山客も多く、要所要所で渋滞が起きます。

↑鎖場での渋滞

 

さらに、とにかく暑い、とても暑い、とんでもなく暑い!!この日は気温が32℃もあり、登山ルートに背の高い木がないので、炎天下の中の登山となり、思った以上に過酷な登山になりました。

↑山頂まであと少しですが、日影がない。そして、人多いですね。(汗)

↑そして、登山開始から2時間半で頂上の一つトマの耳に着きました。

↑トマの耳からもう一つの山頂オキの耳を望む

↑そして、本日の最高の見せ場が訪れます。『指とトンボとオキの耳』の図。

山頂付近はトンボが飛び交っていたので、指を出したら止まってくれました。

山頂で休憩中、ふと靴を見ると、右の靴が壊れていました。応急処置をして、オキの耳を目指します。

 

15分後オキの耳到着です。『谷川岳のトップ取ったどぉぉぉ~!』

 

オキの耳で小休憩を取り、下山しようとしたところ、左の靴も壊れかけておりました。

↑左の靴

↑予備紐でダブル応急処置

山頂からの景色

山頂からの景色

山頂からの景色

 

下山し始めると、急に雲が出てきて、天気が悪くなりそうでした。

そして、無事下山することが出来ました。

今回の登山は、今まで経験したことがないくらい暑く、スポーツ飲料2L、水1L、予備水1L持って行ったのですが、それをすべて飲み干してしまいました。さらに、途中熱中症のためか頭痛に見舞われバファリンでドーピングしながらの、過酷な登山になりました。が、景色は良かったし、高山植物もたくさんあり、まずまず楽しい登山となりました。また、紅葉が綺麗な頃に来たいと思います。

 

そんな夏を感じる今日この頃なお話でした~。あと、登山靴新調しなくちゃ・・・。

ではでは~、また来月。

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