横浜を愛したアンクルトリス、柳原良平。


こんにちは。CD佐藤です。「007 スペクター」を見てきました。「スター・ウォーズ」も前売り買ったので、今週末、観に行きます。

《次回のブログ予告・レビュー2本立て「007 スペクター」VS「スター・ウォーズ フォースの覚醒」》

 

今回のブログは、いま開催している作品展をご紹介します。

サントリーの宣伝部にて、開高健、山口瞳という、ペンで日本の文化を支えた2人と共に、一時代を築いたイラストレーター 柳原良平氏。

“アンクルトリス”っていう名前は知らなくても、ウイスキーは飲まなくても、イラストを見れば、誰もが見たことがある、世代を超えたキャラクターですよね。

柳原良平

長年広告業界で、コピーライターとして働いている私にとっては、雲の上の上の人。

かつて、山手通り沿いの山手33番地にあったデザイン事務所に勤めていたことがあるのですが、石川町の駅から山手通りに登っていく坂の途中に、柳原良平氏の家があって、毎日その前を通って通勤していました。

たまに、散歩をしている姿をお見かけすることもあったのですが、さすがに恐れ多くて声をかけることができませんでした。

 

柳原良平氏の家は、横から見るとなんとなくアンクルトリスのカタチになっています。今年の8月に、84歳でお亡くなりになったのですが、晩年まで絵画やイラストを描き続けていたようです。

そんな柳原良平氏の作品展が、せんたあ画廊で開催されている、という情報が、ドライブ中にBGMで聴いていたFM横浜から流れてきました。

“せんたあ画廊って、聞いたことあるなぁ”

と思って、ラジオに耳を傾けると、関内北口「セルテ」の3階。

“これは観に行かなくては”

と、ちょうど鶴間の辺りから246を町田方面へ流していたので、保土ヶ谷バイパスに乗って、一路横浜へ。

柳原良平氏は無類の船好きということで、船やみなとの絵が多く、また、山手をはじめ、横浜の風景を書いた作品も展示されていました。そして、そのすべての絵やイラストが、色彩も、人の表情も、線のタッチも、明るく、楽しく、活き活きと描かれている。

昔のトリスウイスキーの広告や、その版下も展示してあったのですが、コピーもイラストも、力強い人間賛歌。忙しさにかまけて、ついつい小手先で書いてしまいがちなコピーライティングに、恥じ入る気分でいっぱいです。

12月21日まで展示しているので、お近くに行かれた際には、ぜひ立ち寄って、ぐるっと回ってみてください。ゆっくり見ても、30分くらいで見終わります。

■せんたあ画廊
http://www.center-g.co.jp/(※公開終了)

■ありがとう!キャプテン・アンクル 柳原良平作品展
http://www.center-g.co.jp/tenrankaiannai.htm(※公開終了)

 

ちなみに、山手のデザイン事務所に勤めていた20年前、「セルテ」の広告は、すべてそこで制作していました。

「もっと、近くに。ずっと、一緒に。」という当時のセルテのスローガンは、私が書かせていただきました。

その事務所が解散してしまった後も、かなり長い間、関内の駅に掲出されていたのが、ちょっと自慢でした。座間に移り住んでも、ハマっ子の記憶は消せませんね。