広告=予告? – 広告生活

映画が大好きで、よく映画館界隈に出没するのですが、僕が映画館に行く目的は、もちろん映画本編を楽しむことが一番なんですが、それと同じくらい楽しみなのが本編が始まる前の「予告編」。

予告編の途中で入ってくる人も割に見かけますが、あなた料金の何割か損してますよ!と言いたくなるくらいです。

先日の映画館では「特報」の文字に続き、今年の年末公開予定のあの超大作「スターウォーズ エピソード7」の予告編がおなじみのテーマ音楽とともに始まった時には、鳥肌とともに、これで料金分のもとは取ったと感じました。

tokuhou

あの予告編って、ほとんどが映画会社とは別の、予告編を専門でつくる製作会社の手によるものですが、どの作品をとっても、作品のエッセンスをギュっと凝縮し、ネタバレをさけながらいいとこ取りをしてますよね。

どの映画もむちゃくちゃくおもしろそうで、必ず見たくなるつくりになっているのには、感心させられます。でも、つられて見た結果、本編は全く期待はずれだったり、予告編と内容が違っていたりで、「ダマされたー!」と叫びたくなるのもよくある話。

映画ならこんなことぐらいで済むかもしれないけど、これを広告でやった場合どうなるか?

誇大広告や詐欺とクレームがつき、訴えられることになるかもしれません。

その商品なり、サービスの特徴を凝縮し、さらに魅力的に伝えなければいけないのは予告編も広告も同じ。しかし実際に手にした時の落差は映画ほどには許されない。

とはいえ、広告が控えめにしていたのでは、売れるものも売れない。広告>商品、なのか、広告=商品、なのか、広告<商品、なのか。

この微妙なさじ加減の中で成立しているのが自分たちの仕事なんだなあと、自由度が広いように思う(実際は色々制約があるんだろうけど)予告編を、ちょっとうらやましい思いで見ていました。

 

でも予告編につられて見にいって「ダマされたー!」と思う時って、腹立ちとともに、妙な快感もあるんですよね。今回も外したか。毎回ダマされる俺ってバカだな…というちょっと自虐的な。

これってテレビショッピングとかの通販で買った商品が送られてきて、手に取ってガッカリした人が、それでもまた通販で買ってしまう心理に近いのかも。

受け手の心理にも似た効果を及ぼすという点でも「広告と予告」はやはり近い関係といえそうです。

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