役者になりたい。と思った日。


CD佐藤です。
1990年以来、四半世紀超ぶりに、お芝居を見に行きました。

最後に見たのは、仲代達矢が主宰する無名塾の「シラノ・ド・ベルジュラック」。
会社の同僚に誘われて見に行ったのですが、仲代達矢の迫力がすごかったのを覚えています。

で、四半世紀ぶりに見に行ったのは、仲代達矢が主宰する無名塾の「野鴨」。
四半世紀前に朝ドラで主演女優をしていた渡辺梓さんが出演していて、本人からお誘いを受けました。

無名塾が被ったのは、完全に偶然です。

「無名塾」というだけあって、数ある劇団の中でも由緒正しいわりには無名だったのに、無名塾出身の滝藤賢一が最近やたらテレビに出演していることで、ちょっと有名になっています。

公演は、50人も入ればいっぱいになる無名塾の稽古場で行われました。
前から2列目だったのですが、舞台と客席の境目がほとんどなく、小道具も舞台衣装も最小限、そんな中で繰り広げられる、役者と役者の演技のぶつかり合いに、2時間超の開演時間はあっという間に過ぎてしまいました。

物語は、ぐちゃぐちゃ、どろどろの人間模様を描いた、ちょっと敷居高めなイプセン原作。

役者それぞれのテンションや空気感によって、物語が動いていく。

そして、その真ん中には常に、台詞としての言葉がある。

生モノであるお芝居の魅力を、目の当たりにすることができました。

観劇の後は、渡辺梓さんとツーショットで写真撮影。
宝モノです。

ちなみに大学生の頃、役者に憧れてほんのちょっとだけ劇団に入っていたのは、遥か彼方の思い出です。