横浜・シーガーディアンで大人の時間を愉しむ。


CD佐藤です。

若い頃は横浜で毎日飲み歩いていたのですが、そんな習慣も過去のこと。
行きつけのバーはほとんどなくなり、今はほとんど家飲みです。

横浜に行くと、新しくオープンしたらしい、いい雰囲気のバーをたくさん見かけるのですが、せっかくグラスを傾けるなら、そこにストーリーがあって欲しい。

横浜・福富町にある「クライスラー」は、戦後伊勢佐木町界隈で最初に店を開いたバーで、20代の頃に飲み歩いていた頃と同じバーテンが、今もシェーカーを振っています。

常盤町にある「パリ」は、現存する最古のバーで、「チェリーブロッサム」というカクテル発祥の地です。この店には、若い頃ボッたくられて以来、足を運んでいません。

「DOWNBEAT」、「Bar Bar Bar」、「SURE T」、「FACTORY」、「MONSIEUR」・・・かつて行きつけだったバーで、また飲み歩きたいなぁ・・・。

というわけで、サザンのヒット曲を再現すべく、訪れたのは「シーガーディアン」
横浜で飲み歩いていたにも関わらず、一度も行ったことがありませんでした。
というのも、ホテルニューグランドの中という、ちょっと敷居の高いロケーションだったため。
1927年、ホテルニューグランドの開業とともにオープンし、マッカーサー元帥に始まり、池波正太郎、大佛次郎、石原裕次郎、松田優作といった有名人も来店していたという由緒正しいバーなのですが、実は1991年、ホテルのリニューアルに伴い移転しています。
その際に、店名が「シーガーディアンⅡ」に変更されました。

リニューアルしたとはいえ、高級感漂う薄暗い店内は、ニューグランドの雰囲気と相まって、時に磨かれた落ち着きを感じさせます。
ソファに深く腰掛けると、時間もゆっくりと流れていくようです。

注文したのはXYZ。

XYZの名前には、“これ以上いいものは作れない究極のカクテル”という意味が込められています。
ショートグラスなので、ものの5分くらいで飲んでしまい、追加でワイルドターキーのロックを注文。
バーボンに出会って30年。変わらぬうまさを堪能しながら、豊かな時間を過ごしました。
ホテルのバーという場所柄、小洒落た紳士淑女が集うバーなのかと思っていましたが、自分を含め、普通のおっさん、おばさんばかりでした。

実はこのシーガーディアン、「シーガーディアンⅢ」という名前で、横浜そごうの10階に、もう一店舗存在しています。

こちらは、「シーガーディアンⅡ」よりも開放感のある、全面オーシャンビュー。
横浜港の景色を一望することができる、絶景・絶好のロケーションです。

「シーガーディアンⅡ」とほぼ時を同じくして、「シーガーディアンⅢ」にも行ったのですが、それがたまたま横浜の花火大会の日。花火を見ながらマティーニのグラスを傾ける・・・ということにはならず、ビルに隠れて、一番大きな花火しか見えませんでした。
それでもちょっと得した気分に浸りながら、大人の時間を楽しむことができました。

カクテルの値段は、街なかのバーより5〜10割増くらい。ちょっと高めです。
でもチャージがないので、2杯くらいで引き上げれば、ロケーション込みで満足度の高いひとときを過ごすことができます。
スペシャルなイベントに、おすすめですよ。

ちなみにホテルニューグランドは、スパゲティ ナポリタン発祥の地。
今もコーヒーハウス「ザ・カフェ」で当時の味を愉しむことができます。

税込1,944円なり。

誰とシーガーディアンに行ったのかは、ナイショです。